ただの1推しが感じた事

※他推しにも1推しにも色んな人に怒られる前提で書きました。当たり前ですが、あくまでも個人の意見と憶測のオンパレードです。不快に思った時点で画面を閉じる事をオススメします。






信じられないニュースが私の元へ飛び込んできたのは、夜勤明けでグースカ寝た後、起床してLINEを見た時だった。

ずっと仲良くしている8号車からのLINE。詳細こそ書かれていなかったが「コーイチに何か起きた」というのはすぐに理解した。

他の8号車からも心配のLINEが届いているが、誰からのメッセージを見ても心配されている理由は分からないまま。公式LINEにも通知がなかった為、慌ててTwitterを開いた。


するとそこには



“コーイチが脱退する”


という、信じられない内容が飛び交っていた。



『受け入れられないでも決めたなら仕方ないなんでメンバーが謝ってるの何があったのこれからどうなるの東京ドームは?シングルは?ツアーは?城ホで最後だったの?コーイチの言葉が聞きたい意味がわからない受け入れられない理解できないどうして受け入れられないけど決めたなら仕方ないのか?????』



……そんなのの繰り返しだった。


その日も夜勤で、仕事中ぐるぐるといろんな考えが頭を巡って、仕事終わっても眠れず。


8号車と電話して、少し落ち着いて。
悲報を知って24時間後、やっと眠る事が出来ました。



それからはとにかく「彼本人の言葉が聞きたい」と願うばかり。メンバーのブログを読んでも申し訳なさとつらい気持ちが募るばかりだし、それに納得いく理由は分からないまま。


苦しむ推しを見て悲しんだり、コーイチや事務所やそれ以外を責める8号車もいて、皆がつらくて、とにかく本人の言葉が出ないと収拾がつかないと思った。




そして昨日。ずっと待ち望んでいた、けれども恐れていた時がやってきた。
通知を見た瞬間、悲鳴ともなんともいえない「ひえっ、えっ、あっ」という声をリアルにあげてしまい、ああ人って本当にこういう時に声が出しまうんだなあと。



とにかく彼の気持ちが知りたい一心でブログを読む。


短い、結局細かいことは分からない、コーイチも前を向いている感じではない、と印象を受けた。

けれど、私は彼の言葉を結構すんなり受け入れられたのでした。







私は8号車になったのは約3年前。長くファンをしてきた訳ではありません。


古参の方からすると「そうじゃないよ」って意見もあるかもしれません。

また最近はきちんと追いかけていなかったので、今一生懸命追っている方にも「そうじゃないよ」と言われてしまうかもしれない。


また、ある時期の超特急を否定するような発言が出てくるので、思い出を否定するなという方は見ないで下さい。



これはあくまで、いち8号車の意見です。
供養する場がないのでここにあげています。

それを頭の隅に置いて「こんな奴もいるんだな」くらいの気持ちで読んでほしいです。







私は一年目の代々木くらいからずっと超特急に違和感を感じてきた。

で、セブヘブ前くらいから「ああもうこれは応援できないかもしれない」と。悲しいけどそう感じた。


吉野くんを見ているのがつらかった。


勝手にそう感じただけだが、楽しくなさそうに見えた。好きだからこそ、見ているのがつらくて。


私は、超特急から離れた。




私が好きになった超特急は「非アイドル」で、メインダンサー&バックボーカルという今までにないスタイルを売りにしていて、曲もそれぞれ世界観があって衣装も変わっていて。ふじびじや超Dみたいなバラエティもやっていて、メンバーそれぞれ個性があって、ライブもコールもすごく楽しくて。


かっこいいのに面白くて、実力もあって。

そんなとこが好きだった。

誰にでもすすめたいし自慢できるグループだった。



そして何より、8号車の絆がすごい。私自身日本各地にたくさん友達が出来て、普通に生活していたら出会えない人ばかりで。今でもすごく感謝している。





話を戻すと、超特急はいつからか「非アイドル」を売りにしなくなった。

正直曲もありがちなものが増えていったと思う。この頃の曲を好きになった人には本当に失礼な発言だとは重々承知しています。


いい曲だとは思った。ライブで聴けば好きになった。でも昔の曲を聴いた時のようなインパクトはなくなっていった。リピートする事もあまりなかった。衣装も安パイな物が増えていった気がする。

ネタ切れかな、もう売れるために路線変更かな、メンバーも大人になったから路線変更かな、色々考えたけど答えは分からないままだった。




私の中では「非アイドル」である事が彼らを応援していく上でとても重要な要素だったのかもしれない。

超特急が「非アイドル」を武器にしなくても売れるようになったと考えれば前向きになれるのかもしれないけど、私には自分達のアイデンティティを捨てたとしか思えなかった。



コーイチと私の「理想の超特急」「感じていたズレ」が同じかは分からない。
というか違うと思ってる。


それでも、私も超特急に理想を抱いていたし、それが現実の在り方とズレてきた1人だから、何となく分かるような気がしてしまう。



現場に行くのが、追うのがつらくなれば、距離を置けばよかった。それでも超特急がだいすきだから、完璧離れる事は出来なくて、私はどうしても行きたいライブだけ行っていた。


でも、メンバーであるコーイチはそうはいかない。


どれだけ偉そうなことを言っても、お金や時間をかけても、オタクは結局趣味でしかない。


でもコーイチにとって超特急は仕事だし、自分がいなくなったらどれだけ大きな穴が出来るのか、多くの人に影響が出てしまうのか、分かっていたから、ずっと悩んでいたのかもしれない。






昨日のコーイチのブログを読んで「意味がわからない」「???」「理解できない」「もっとちゃんと話して」と言っている8号車は推し問わず沢山いるだろう。私も正直「本人からの言葉はこれだけなの?」と思った。


でもしばらくして「これが今の彼が伝えられる限界なのでは」とも思った。それこそ“大人の事情”なのでは、と。




それに、自分の理想と現実のズレがどうしても修正できないつらさは分かる。
その中で働いていかなくてはならないつらさも。


自分の好きなように環境を変えろと言われるかもしれないけれど、コーイチくんの場合変えなきゃいけないのは、たくさんの8号車、6人の大切なメンバー…うん、ここまでは変えられたかもしれない。


でもスタッフや事務所の上の方はどうだろう。
彼らはあくまでもビジネスをしているのであって、これは慈善事業ではない。



……でもそんな事分かりきってるから、それでも、なんとかコーイチくんの思う超特急にもう少し寄せて欲しかった、というのも本音である。




TLでは皆怒ったり悲しんだり、虚無になったりしていた。


「超特急の夢は東京ドーム、コーイチの夢も東京ドームじゃないの?」というツイートをたくさん見た。


確かにその通りだし、コーイチくんだって東京ドームに行きたかっただろうな、と思う。



しかし描くビジョンが全員同じとは限らない。同じ東京ドームでも、そこに立つ超特急の姿の理想はメンバー全員同じだったのでしょうか。多少のズレがある事は普通だと思う。

でもそのズレが修正できないくらい大きくなってしまったら…?



コーイチがズレを感じたまま、7人と8号車で辿り着いたとしたら、その東京ドームに意味はあったのだろうか。いや、意味はあったと思う。全員が頑張ってきた成果が一番目に見える結果なわけで。

でも、その時コーイチくんがズレを感じたまま来たのだとしたら、上手く言えないけど、それはなんだか違う気がしてしまう。他のメンバーの気持ちも考えろって言われてしまうのかもしれないけど。



私はコーイチが最優先だから、コーイチくんが好きな音楽をのびのびとできる環境があるなら、その方がいいのかもしれないと思う。



コーイチに甘いコーイチ推しです。ごめんなさい。推しの心からの笑顔が終着駅。



ただ、新しい環境だから必ず上手くいくとは限らない。



それに、コーイチくんの好きな音楽が、超特急で出来たら一番良かったに決まってる。





超特急コーイチがよかったに決まってる。






TEFBの名古屋大阪に乗車して、年末乗車三年目にして、年末ライブが楽しい!って初めて心から思った。

超特急のライブはやっぱり最高で、7人は最高で、推しはサイコーイチで、これなら本当に東京ドームに行ける、と感じた。


だから悔しい。




本音ではもっと超特急コーイチを見たかった、7人の超特急を見たかった、黒ペンライトを振りたかった、もっと貴方を照らしたかった。



コーイチくんが宝物である超特急を手放さなきゃいけないくらいつらかったんだろうな、と思うと胸が痛い。


でも今、同じ思いをしている8号車が沢山いる。大好きな超特急を好きでいられなくなったり、下車を決めた人もいる。

出来れば、コーイチくんから8号車にそんな思いをさせるのは、やめて欲しかった。本人も本意ではないとは思うが。




6人を悲しませたこと、8号車を悲しませたことには、やはり怒りを感じる。

本当、こうなる前になんとか出来なかったのかと悔やむしかない。

せめてもっと発表の流れや方法や期間、なんとかならなかったのかなあ。



彼の話した言葉だけで全てを納得はしていない。

8号車が怒るのも絶望するのも仕方ない。

仕事なんだから最後まできちんとして欲しかった、それは間違いない。

私も他推しならコーイチを恨んだかもしれない。




でもコーイチくんが責められているTLを見るのはすごくつらかった。

ほかのメンバーにごめんなさいって言わせたのもつらかった。



今まで信じてきたかけがえのないものが全て一瞬で崩れた。
いや、その裏にはずっと悩んできたコーイチくんの気持ちがあるんだろう。



何もわからない。ここまで来ても、いやここまで来てしまったから、もうわけがわからない。


つらつら書いたけれど、結局私もまだ受け入れられていないのだ。





色々書いてしまった中で正直自分でも結論がまとまらないのですが、というか結論を出すために書いたわけではないのですが。






私は吉野晃一の味方でいたい。


のかもしれません。ばかだから。








晃一くんが笑って歌ってくれる事が何よりもの幸せだから、美味しいもの食べてゆっくり寝るんだよ。(誰)






超特急コーイチくん、今までありがとう。



まだ、さよなら、って言えるほど受け入れられてないけど、それでも、



またいつか会える日を夢見ています。



それまで、おやすみなさい。